http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000300-mailo-l40
福岡市で1947年に中国人商人ら2人が殺害された「福岡事件」で死刑となった西武雄元死刑囚(執行当時60歳)の再審運動を支援する大学生らが31日、早良区西新の西南学院大で当時を再現した模擬裁判を開いた。有罪認定の証拠とされた共犯者供述の信用性について検証されたが、矛盾と変遷を繰り返す供述に対して疑問が浮かび上がる内容となった。
実際の最高裁判決によると、中国人商人に架空の軍服取引を持ち掛けた西元死刑囚らは47年5月20日夜、中国人商人から手付金10万円を受け取った後、博多区堅粕の路上で中国人と日本人商人の2人を射殺した。
借金地獄、多重債務からの脱出マニュアル!「素人がお金をかけずに借金を劇的に減らす方法」西元死刑囚は殺人とは無関係として無罪を主張したが、最高裁は56年、西元死刑囚を首謀者とした強盗殺人事件として死刑判決を確定させた。
模擬裁判では、裁判官、検察官、弁護士、西元死刑囚ら被告7人を九大、西南学院大、久留米大の学生が演じた。共犯者役の学生は捜査段階の供述について認否を変遷させた末、「断片的に見たり聞いたりした事を想像で話した」と述べた。
九大大学院法学研究院の内田博文教授は「有罪認定の決定的証拠とされた共犯者供述には合理的疑いが残ることが分かったと思う。このような証拠で死刑判決を出した誤りを正す必要がある」と話した。【木下武】
〔福岡都市圏版〕
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